「就活」とぼく(散文)
「就活」をしていると、「やっぱり」と思うことがある。
自分は「やっぱり」アウトサイダーだと。
僕の友達には何人もアウトサイダー「気味」な人間はいる。彼らは自由を求めている。だからアウトサイダーっぽく見える。
でも彼らはなかなか世の中を知っていて、そこでしたたかに生きていく道を知っている。
でも、僕は本質的な「アウトサイダー」だ。
物分かりが悪いほうではない。素直なところもある。
ただ、頑固なところがある。不利になると分かっていても自分を曲げない。曲げたくない。
不器用なのだと思う。
「就活」は楽しい。今まで知らなかった企業や、大人の方々と話せる。わざわざ企業の紹介をしてくれる。
行ったことはないけど、なんだか万博みたいだ、と思うことが有る。
一方で、僕の頑固なところが葛藤を生む。
僕はあまりにも考えすぎる。
だから「就活」とはなんとなくそりがあわない。
たとえるなら、会った瞬間に「なんだかこの人とは合わない気がする」と感じるあの直感に似ている。
こんなことをGWに考えている。